怪我に負けず
「ちょっと足が痛い」「捻挫した」「骨折した」――確かにケガはつらい。でも、気持ちがあれば頑張れる。
それは、ただの精神論じゃない。私には、証明してくれた“過去”がある。
私の息子の話し。中学3年の春。事故で、腎臓破裂、骨折9本、意識不明の状態で運ばれた救急車。集中治療室で1ヶ月の入院生活、ベッドから起き上がる事も出来ない。医師からは「もう元のように動けるようになるかは分からない、サッカーはやらない方がいい」とまで言われた。
でも、息子には“戻りたい場所”があった。チームメイトの待つグラウンド、そして何より、自分自身の目標があった。
退院したのは1ヶ月後。復帰まではさらに時間がかかったけれど、あの経験が息子の“土台”になった。痛みや困難に直面したとき、あの時を思い出すんじゃないかな。どんなに辛くても、諦めなければ道は開ける。
”エスパルスSS富士→清水東サッカー部で頑張った奇跡”


